レイバイ、バイバイ!?
2022/08/09
零売薬局というビジネスモデルはどうなってしまうのか?
8月5日、「処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売方法等の再周知について」という通知が厚生労働省医薬・生活衛生局長から発出された。
最近話題の「零売薬局」ビジネスの在り方を正すことをが目的と思われる。内容を読む限りでは、零売薬局のビジネスモデルに支障を来たしかねないほどのインパクトがあると考えるが、関係者サイドはどのように受け止めているのだろうか。
ちなみに、処方箋医薬品以外の医療用医薬品の購入を消費者等に促す際に用いる不適切表現とされたものは、いずれも多くの零売薬局のホームページや看板に記載されているものばかりだ。
私も利用者の一人であり、零売薬局の存続を案じている。
(処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売方法等の再周知についてより抜粋)
不適切な表現薬局における処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売等は、やむを得ず販売等を行わざるを得ない場合に限られており、次のような表現を用いて、処方箋医薬品以外の医療用医薬品の購入を消費者等に促すことは不適切であること。
・「処方箋がなくても買える」
・「病院や診療所に行かなくても買える」
・「忙しくて時間がないため病院に行けない人へ」
・「時間の節約になる」
・「医療用医薬品をいつでも購入できる」
・「病院にかかるより値段が安くて済む」