薬剤師・地域活躍アクションプランの整理①

2022/07/14

私自身の思考整理のために、7月11日に公表された「薬剤師が地域で活躍するためのアクションプラン」の内容を整理していく。資料の抜粋ではなく、私自身のための要点整理である。


約6.1万薬局
約19万人の薬局薬剤師、約5.6万人の病院、約0.6万人の診療所薬剤師
全体 人口10万人あたり約190人(OECD加盟国トップ)

 ▼2015年 患者のための薬局ビジョン
・医薬分業のあり方、かかりつけ薬剤師・薬局の定義(地域包括ケアシステム、服薬情報の一元的・継続的な把握、在宅での対応)
・2025年までに、すべての薬局がかかりつけ薬局としての機能を持つことを目指す


▼薬局ビジョンの推進のための施策
2017~2019年 かかりつけ薬剤師・薬局の普及に関するモデル事業
2019年 薬機法改正(認定薬局制度、調剤後の継続的な服薬指導や服薬状況等の把握の義務化)
2016年以降 診療報酬改定による施策
・かかりつけ薬剤師指導料
・地域支援体制加算
・服用薬剤調整支援料2 など

 
▼薬局全体として、薬局ビジョンで掲げられた目標を 達成しているとは言い難い
・受診する医療機関に応じて異なる薬局を利用する患者が一定程度存在している
・対人業務の一環である医師への情報提供や在宅業務が十分になされていない

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