ネクスト「患者のための薬局ビジョン」 その②
2022/04/16
「患者のための薬局ビジョン」は、2025年に向けて地域包括ケアシステムにおける薬局・薬剤師に求められる機能を示したものであり、まもなくその期限(とき)を迎えようとしている。
一般企業で言うところの長期経営計画がそれだとすれば、次の計画策定に向けたプロジェクトがそろそろ進み始める頃だろう。仮にその内容を2024年診療報酬改定に反映させるならば、2023年秋ごろには新たな計画やビジョンが示されるという運びになるはずだ。
そこで注意すべきは、そのプロジェクトにおける検討内容ということになるのだが、そのプロジェクトとはいったい何を指すのだろうか。
既にスタートしているのか、それともこれから始まろうとしているのか、そもそもそんなものの予定はないのか。そんな考えを巡らせるのも大事だろう。なぜならば「患者のための薬局ビジョン」は多くの関係者にとって特段の前触れなしに登場したという実績がある。次に何が起こるのかを考えることこそが重要なのだ。
つづく
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ネクストビジョンの検討状況は?