「1兆円クラブ」と「2000億円クラブ」

2022/04/11

少し前のことだが、日経MJの記事に「ドラッグストア「1兆円クラブ」時代に」というタイトルの記事が掲載された。

昨年10月にドラッグ大手2社が統合したことで、9千億円規模のドラッグストアチェーンが3社となり、「1兆円クラブ」という響きがふさわしい市場環境ができあたったということだろう。

先週の7日、そのうちの1社が2022年2月期の決算を公表した。

売上高はなんと1兆25億円(前期比108%)。コロナ禍の反動を受けて、伸びが鈍化するのではないかと懸念された業界ではあるが、「1兆円クラブ」という呼称の現実味が高まった。

ちなみに、同社の調剤売上高は1,992億円(前期比114.4%)。もしも、調剤売上高「2000億円クラブ」という呼称が存在するならば、同社も堂々のエントリーと言っていい。

ちなみに、2000億円に到達している企業は今のことろ2社。同社の仲間入りによって、来期には3社になるだろう。

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