またそのクダリー!
2022/03/07
3月4日、令和4年度診療報酬改定が告示され、関連通知が発出となった。
今後、様々な関連団体、企業が改定セミナーを開催することになる。
週末、告示後最速開催であろうセミナーの一つを拝聴する機会があったのだが、その冒頭の挨拶を聞いて感じたことがある。
またそのクダリかー!(心の叫び)
COVID−19が日本に上陸してから早いもので3年目に突入する。
COVID-19の流行初期は、多くのセミナーや学会は現地開催がことごとく中止となるか、オンラインによる形式へと変更され、ニューノーマル時代の新たな在り方を模索することとなった。
その後、COVID−19との付き合いが長期化してからは、小規模な現地開催とオンラインのハイブリッド形式が一般的となった。
同時に定例化されたのは、冒頭挨拶のクダリだ。
「本日の学会(セミナー)は本来であれば、みなさま会場にお集まり頂いて開催とする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染予防のため、現地とオンラインのハイブリッド形式での開催となりました、云々云々・・・。」
何度もこのクダリを聞いていると、一体いつまでこれが続くのだろうという考えが浮かんできた。
オンライン形式の便利さ、快適さを痛感した人は相当数いるだろう。そんな事実を差し置いて、100%会場開催へと戻るセミナー(学会)ははたして出てくるのだろうか。