2月以降の敷地内案件の行方は?
2022/02/08
1月26日に公表された個別改定項目を受けて、今後の敷地内薬局公募に対する動向が気になっていたところだった。
当ブログで圧倒的閲覧数がある「大学病院の敷地内薬局」をメンテナンスするため、ネットサーフィンで長期間更新されていない大学の現況確認を行った。
すると偶然にも、九州地方にある2大学の案件について新たな情報を見つけることができた。
鹿児島大学病院(参考:鹿児島大学病院からのお知らせ)
当案件は、しばらく前になるが、一昨年のクリスマスイブには優先交渉権者が決定していた。それから1年以上が経過した2月1日、同大学病院のホームページに「鹿児島大学病院アメニティ施設整備運営事業」の事業契約を締結したことが公表された。ちなみに、開業予定は令和6年4月以降とのことで、開局前に2度の診療報酬改定が行われる。
熊本大学病院(参考:企画競争に関する公告)
当案件については、業界誌で公募公告の報道を目にしてから、いつになっても結果が公表されないと思っていたものだ。もしかしたら、いつの間にか取下げられたのだろうか。それとも私の記憶違いだろうか。とにもかくにも、2月1日付で同病院のアメニティ施設整備運営事業の公告が行われている。
明日の答申では、これまで以上に厳しい点数設定が明らかになる。上の鹿児島大学の件とは異なり、敷地内薬局の調剤報酬が引き下げられた後の公募となるため、どのような結果になるか注目している。