妄想にふける 〜調剤基本料〜
2022/01/22
来月上旬にいわゆる短冊(点数なし)が提示されるまで、いろいろな妄想にふけるのが一興だ。
今回は調剤基本料を取り上げる。
仮に、調剤基本料3ロの線引きを店舗数で行うとどうなるのだろう。中医協総会では300店舗という境界が示された。
現行の制度下で調剤基本料3ロに該当する法人は、すべからく300店舗以上ということになる。
ということで、それらの法人について、どれぐらいの店舗が実際に3ロ(濃い青)を算定しているのか調べてみた。その結果は下図の通り。同じ3ロに該当する法人であっても、実際の算定状況は大きく異なっている。
もしも、300店舗という基準だけで、調剤基本料3ロの該当薬局が線引されたらどうなってしまうのだろう。