看護職員の処遇改善に期待が膨らむ

 2021/12/23

原料高、ガソリン高による物価上昇の中で、一つ筋の希望の光が見えてきた。

それは、看護職員の処遇改善に係る政策だ。

昨日の大臣折衝を経て確定的となったのが、来年10月以降の収入を3%程度(月額平均12,000円相当)引き上げるという処遇改善の仕組みの創設だ。

月額平均12,000円ということは、年間当たり144,000円の支給額となる。

看護職員として働く意欲に大きく影響する金額だろう。家計の足しにするも良し、自己研鑽の費用に投じるもまた良し。医療提供体制の充実と、国内消費の促進にプラス要素しかない政策と考えている。

と、このように期待を膨らませるクラスターは看護職員の関係者だけだろう。現に、私もその一人である。

具体的な金額が示されたことで、10月以降の給与、時給の変動に関心が高まるのは当然だ。医療機関の経営サイドは、どのように考えているだろうか。

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