[調剤]届出率の地域差はなぜ生じるか?
2021/12/00
久々に厚生局の(調剤)施設基準等届出データ処理を行ったため、都道府県ごとに各点数項目の届出率を算出してみた。
分母は保険薬局の指定状況(11月分)のデータを用いて、都道府県ごとの薬局数から求めている。
同一の診療報酬によって全国一律のサービスが提供されているとすれば、都道府県ごとの届出率は均一になるだろうと想定していたが、結果はそうなっていない。
病院における施設基準の届出状況も同様に、地域間で大きな差異が予測されるが、地域差を生み出す変数は薬局のそれと病院とでは異なるだろうと考えている。
ちょうど某学会での来年の演題提出に向けて、何かおもしろいテーマはないかと考えていたところ。この変数を探索する作業が、取組みテーマとしての価値がありそうだ。