(作業的ブログ)診療報酬改定の基本方針の確認7

2021/12/18


(3)患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現 

(具体的方向性の例) 

○患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価や医薬品の安定供給の確保等 

・患者が安心して医療を受けられ、それぞれの実情に応じて住み慣れた地域で継続して生活できるよう、医療機関間の連携の強化に資する取組、治療と仕事の両立に資する取組等を推進。 

・患者の安心・安全を確保するため、臨床上必要性が高い医薬品の安定供給の確保を推進。 

・革新的な医薬品、医療機器、検査等におけるイノベーションを含む先進的な医療技術の適切な評価。 

生活習慣病の増加等に対応する効率的・効果的な重症化予防口腔疾患の重症化予防口腔機能の維持・向上のための取組を推進。 

○医療におけるICTの利活用・デジタル化への対応 

初診を含めたオンライン診療について、患者ニーズを踏まえた適切な普及・促進を図る中で、安全性と信頼性の確保を前提に適切に評価。 

オンライン服薬指導についても同様に、医薬品医療機器等法に基づくルールの見直しを踏まえ、適切に評価。 

・医療情報の標準化、ICTの活用等を通じて、医療連携の取組を進めるとともに、医療の質を向上させるため、データを収集・利活用したエビデンスに基づく評価を推進。 

○アウトカムにも着目した評価の推進・質の高いリハビリテーションの評価など、アウトカムにも着目した評価を推進。 

○重点的な対応が求められる分野について、国民の安心・安全を確保する観点からの適切な評価 

・子どもを持ちたいという方々が安心して有効で安全な不妊治療を受けられるよう適切な医療の評価 

質の高いがん医療の評価 

認知症の者に対する適切な医療の評価 

地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療の評価 

難病患者に対する適切な医療の評価 

小児医療周産期医療救急医療の充実 

○口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進 

・歯科医療機関を受診する患者像が多様化する中、地域の関係者との連携体制を確保しつつ、口腔疾患の重症化予防や口腔機能の維持・向上のため、継続的な口腔管理・指導が行われるよう、かかりつけ歯科医の機能を評価。(再掲) 

歯科診療所と病院歯科の機能分化・連携を強化。 

歯科固有の技術等の適切な評価 

○薬局の地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価、薬局・薬剤師業務の対物中心から対人中心への転換の推進、病棟薬剤師業務の評価 

・患者に対する薬物療法の有効性・安全性を確保するため、服薬状況等の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導が行われるよう、かかりつけ薬剤師・薬局の機能の評価を推進。その際、薬剤調製などの対物中心の業務を適切かつ効率的に実施することを前提に、薬学的管理などの対人中心の業務への転換を推進するための所要の重点化と適正化を行う。(再掲) 

病棟薬剤師業務を適切に評価。 

***MEMO*** 

・治療と仕事の両立 

・安定確保医薬品(薬価改定) 

・生活習慣病の重症化予防 

・口腔疾患の重症化予防、口腔機能の維持向上 

・初診オンライン診療

・データ収集、それに基づく標準化 

・リハビリのアウトカム評価 

・重点分野(不妊治療、がん医療、認知症、精神医療、難病患者、小児、周産期、救急) 

・かかりつけ歯科医(重症化予防、機能維持向上) 

・歯科クリニックと病院の機能分化・連携 

・かかりつけ薬剤師、対人業務への点数移行 

・病棟薬剤師業務

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