(作業的ブログ)診療報酬改定の基本方針の確認1
2021/12/12
令和4年度診療報酬改定の基本的視点と具体的方向性
○平成30年度の診療報酬と介護報酬の同時改定では、団塊の世代が全て75歳以上の高齢者となる2025年に向けた道筋を示すものとして、医療機能の分化・強化、連携や、医療と介護の役割分担と切れ目のない連携を着実に進める改定が行われ、令和2年度診療報酬改定では、これらの取組が更に推進されるよう、引き続き適切な評価に取り組むとともに、重点課題として医師等の働き方改革等の推進に取り組んだ。
○令和4年度診療報酬改定に当たっては、こうしたこれまでの改定の流れを継承しながら、今般の新型コロナウイルス感染症への対応や、感染拡大により明らかになった課題を踏まえた地域全体での医療機能の分化・強化、連携等の対応を行うことが重要である。その際、補助金等の予算措置を含めた新興感染症への対応の全体的な視点の中で、診療行為に対する対価である診療報酬の在り方を考えていくことが必要である。
○あわせて、デジタル化等の社会経済の新たな流れにも対応した効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築に向けた取組を進める必要がある。
***MEMO***
・医療機能の分化・強化、連携(全体的、地域個別、病棟、外来、差額)
・医療と介護の役割分担・切れ目のない連携
・医師等の働き方改革(タスクシフト、専任)
・新興感染症に対する補助金等による予算措置と、診療報酬による評価の線引き(臨時的措置か経常的評価か)
・デジタル化、オンライン化(初診オンライン、オンライン服薬指導の緩和・拡大)