(作業的ブログ)令和4年度調剤報酬改定の論点まとめ(追加更新)
2021/12/22
(2021/12/23追加1)
(2021/12/23追加2)
▼中医協総会・第2ラウンドにて示された令和4年度調剤報酬改定の論点
※《 》は中医協総会で示されたテーマ
《調剤基本料》
○ 薬局の同一グループの店舗数や立地別の収益状況を踏まえ、調剤基本料についてどのように考えるか。
○ 保険医療機関の敷地内にあり、不動産の賃貸借等の関係にある薬局等の評価をどのように考えるか。
《地域支援体制加算》
○ 令和3年8月より地域連携薬局等の認定薬局制度が施行されたことも踏まえ、地域支援体制加算の在り方についてどう考えるか。
○ 調剤基本料1を算定する薬局、調剤基本料1以外を算定する薬局それぞれについて、地域への貢献をより推進する観点から、どのように考えるか。
《後発医薬品等》
○ 昨今の後発医薬品の品質や安定供給に係る問題も踏まえつつ、新目標との関係を踏まえた後発医薬品調剤体制加算等の見直しの検討など、「経済財政運営と改革の基本方針2021」を踏まえた今後の対応について、どのように考えるか。
《調剤料》
○ 対物中心の業務から対人中心の業務への構造的な転換を進める中で、対人業務をより適切に評価していく観点から、調剤料及びその加算料の評価の在り方についてどう考えるか。
《かかりつけ薬剤師・薬局の推進》
○ 薬剤服用歴管理指導料について、薬剤種類数が多い場合に服薬指導の事項が増え内容が複雑になることから説明時間が長くなることを踏まえ、その評価についてどのように考えるか。
○ 薬剤情報の一元的な把握による薬学的管理の評価について、どのように考えるか。
《同一薬局の利用推進》
○ 同一の薬局の利用による薬剤の一元的な把握等を推進するための方策について、どのように考えるか。
《電子お薬手帳》
○ 電子版お薬手帳の導入状況等を踏まえ、今後の対応についてどのように考えるか。
《オンライン服薬指導》
○ オンライン服薬指導については、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いや薬機法に基づくルールの見直しを踏まえ、診療報酬上の取扱い及び評価の在り方(対象患者、算定要件、施設基準等)について、どのように考えるか。
《医療的ケア児の薬学的管理》
○ 医療的ケア児等については、調剤を行う上での薬学的管理に考慮が必要な事項が多く内容が複雑であることを踏まえ、小児患者に対する薬学的管理指導の評価についてどのように考えるか。
《重複投薬、ポリファーマシー及び残薬等への対応》
○ 保険薬局における重複投薬の解消を推進する観点から、服用薬剤調整支援料の在り方について、どのように考えるか。
《保険薬局と保険医療機関との連携》
○ 調剤後のフォローアップにより患者の状況等を把握し、保険医療機関に情報提供を行った場合の評価について、どのように考えるか。
○ 退院時共同指導料の算定状況等をふまえ、現行の算定要件等についてどのように考えるか。
○ 保険医療機関と保険薬局の連携を強化し、より質の高い医療を提供する観点から、入退院時における保険医療機関と保険薬局の取組の評価について、どのように考えるか。
《在宅患者訪問薬剤管理指導》
○ 在宅患者に対して、当該患者の在宅療養を担う医師と連携した他の医療機関の医師の指示に基づき、訪問薬剤管理指導を実施した場合の評価についてどのように考えるか。
○ 医療用麻薬持続注射療法、在宅中心静脈栄養法を実施している患者への薬学的管理を含めた在宅患者訪問薬剤管理指導の評価について、どのように考えるか。
《分割調剤》
〇 経済財政運営と改革の基本方針2021」を踏まえ、患者の通院負担を軽減する観点から、分割調剤の指示について、どのように考えるか。
○ 分割指示に係る処方箋様式のあり方について、どのように考えるか。
《薬剤給付の適正化》
○ これまで薬剤給付の適正化の観点から実施している取組内容や処方の実態を踏まえつつ、外用の消炎・鎮痛薬の適正使用について、どのように考えるか。