【調剤】地域支援体制の件数推移(10月)

 2021/11/11

改正薬機法による認定薬局制度の施行は、地域支援体制加算の届出にどのような影響があったのだろうか。そんなことが気になって、直近1年間の届出件数推移を調べてみた。

グラフを見ると、施行を間近にした6、7、8月の動きがこころなしか大きいように見える。もしかしたら、薬局認定制度が刺激となって、地域支援体制加算の届出に動いた薬局があったのかもしれない。

一方で、地域支援体制加算は一朝一夕の努力で成し遂げられる施設基準ではなく、日々の取り組みの成果であることを考えれば、それぞれの薬局が然るべき努力を積み重ねた結果であると言うことができるだろう。

このグラフを作りながら気になったことがもう一つある。

それは、同加算の届出を行っている薬局の調剤基本料区分の割合だ。コロナ禍で処方箋枚数が落ち込んでしまったことで、基本料1に移行した薬局があると判明してからは、基本料を軸にして分析を行う意欲が減退してしまった。厚生局データから調剤基本料のデータを抽出するのには特別な処理が必要なのだ(泣)。



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