気になる企業⑦ ミナカラ 〜NTTドコモとメドレーが狙うビジネスモデル〜

2021/10/26

過去のブログを見返すと、ミナカラは斬新かつ、先鋭的な取組みを行ってきた。

NTTドコモとメドレーはミナカラの子会社化によって、一夜にしてその叡智を手中に収めたことになる。資本の力とは恐ろしいものだ。

ミナカラ社の取組みで最も興味深いのが、セイノーホールディングスと共同開発した「セントラル調剤薬局」の存在だ(参考:ミナカラ社によるプレスリリース、2021/03/03)。保険制度上は依然として様々な規制があるものの、(NTTドコモ+メドレー)×ミナラカ=Xからはワクワクする想像が膨らんでくる。

メドレーによるプレスリリースを見る限り、ミナカラを取得することで、ユーザー向けの新サービスの展開を予定していることが分かる。その新サービスは「ユーザーの抱える個別具体的なニーズに対して、オンライン診療等の機能を活用」することで、「患者の医療活用を支援する」ものになるようだ。

その際、追加的に「外部企業との連携も視野」に入っているとのこと(括弧内はメドレー社プレスリリースの表現を引用、2021年10月22日)。

どうやら、下図の妄想だけでは足りない要素がまだまだ多くありそうだ。



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