簡易検査キット商戦勃発か?
2021/10/03
コロナの抗原検査簡易キットの薬局での販売が9月末より可能となった。日本経済新聞によると、いくつかの企業が早々に取り扱いを開始しており、1キットあたり1,600〜2,000円で販売されているようだ(参考:薬局で医療用コロナ検査キット ばら売り、購入しやすく、日本経済新聞、2021年10月3日)。
緊急事態宣言解除後も、世間体や近所からの風評被害を気にすると、PCRや抗原検査の需要は引き続き大きいと考える。 したがって、抗原検査の簡易キット取り扱い解禁は、薬局にとってまたとないビジネスチャンスになるだろう。
もちろん、商品を置きさえすれば売れるほど単純なものではない。価格戦略に加えて、販売店ごとのオリジナルの手法が差異を生むことになる。
パンデミック初期のマスクであったような、殿様商売は通じない。各社の動きが楽しみだ。