かかりつけ医との連携薬局とは?
2021/10/21
昨日の中医協総会では医科の外来がテーマだった。
コロナ禍では「かかりつけ医」というキーワードが注目され、様々なメディアで日本と諸外国の医療提供体制が比較されることとなった。
診療報酬上のかかりつけ医が議論される際、セットで話題に上がるのが「かかりつけ薬局」との連携になる。
下図にあるように、地域包括診療料・加算の施設基準において満たすことが困難な要件の一つに、「24時間対応をしている薬局との連携」が挙げられている。
そもそも、どの薬局が24時間対応可能なのか?を把握すること自体が一苦労だろう。
コンビニの24時間営業のように、何かしらの看板、目印のようなものがあれば分かりやすい。そんな発想からだろう、昨日の資料には「地域連携薬局」がかかりつけ医との連携候補先として取り上げられた。
この点については、良くも悪くも特段の意見は出なかったと聞いている。嵐の前の静けさなのか、それとも私が気にし過ぎなのか。
2016年度改定で突如として現れた「かかりつけ薬剤師指導料」のように、意表を突く改定があるやもしれない。妄想するのは個人の自由だ(笑)。
出典:中央社会保険医療協議会総会(2021年10月20日)資料より