薬局・薬剤師−調剤業務−DI業務=??
2021/09/07
8月25日、「そう来たか!」と唸るような業務提携のニュースリリースがあった。
狭間研至氏を代表取締役とするファルメディコ株式会社が、日本調剤の展開する高度DIプラットフォーム「FINDAT」の利活用に関する業務提携契約を締結したとの内容である。
このリリースを目にした瞬間、真っ先に頭に浮かんだのは、同氏が4月20日の規制改革推進会議(医療・介護ワーキング・グループ)で示した「調剤業務の外部委託」のアイデアだ。
薬局・薬剤師に求められているのは、その専門性を活かし、対人業務を充実させ、患者の利便性と安全性を向上さつつ、経営の安定化を図ることにある。
その大前提となるのが既存業務の切り離しと効率化であり、「調剤業務の外部委託」をその筆頭とすれば、次点はDI業務ということになるだろう。
着々と規制改革のシナリオが進みつつあるのかもしれない。