シルバーウィークはどこいった？

 2021/09/19

プレミアムフライデー同様に、いつの間にか聞かなくなった言葉にシルバーウィークがある。

シルバーウィークといっても、シルバー世代を特集する週間ではない。ゴールデンウィークに次ぐ大型連休として、秋の行楽シーズンに合わせて人為的に操作されたものだったと記憶している。

しかし、私の記憶が正しければ、大型と呼ぶに値するような連休は過去に1度しかなく、それ以降は微妙な飛び石連休で不完全燃焼に終わっている。

ちなみに、過去にあったシルバーウィークは2009年のことで、土曜から水曜日までの5日間が休みとなった。木、金と有給休暇を上乗せし最大9連休を実現するツワモノもいたと記憶している。

今年の暦はどうだろう。21日、22日、24日に有給休暇を取れば9連休となるわけだが、世間の同調圧力で自粛が要請される雰囲気の中では、そんな長期休みをとっても仕様がない。

向こう数年間のカレンダーを見ても、あまり期待が持てそうにない。

私が新政権に期待するのは、週休3日という非現実的な働き方改革ではない。休日法の改正による、実行可能な長期連休の確保だ。