【調剤】オンライン服薬指導の届出状況（6月集計）

2021/07/12

厚生局のデータをもとに、オンライン服薬指導料の届出状況を集計してみた。

エリアの偏りはあるものの、医科とは異なり、まだまだ右肩上りで増え続けていることが分かる。

それにしても、あまりにもエリア間の数値に開きがあったため、増加数（実数）の多いエリアに焦点を絞って内訳を見てみることにした。その結果、6月（東北、関東甲信越については5月時点）に届出を済ませた法人はDgSに大きく偏っていた。682件の増加分のほとんどが2つのDgSチェーンによるものであったのだ。

しかし、ここで注意すべきなのは、調剤専業が遅れをとっているわけではないということ。調剤専業の多くは改正薬機法が施行された8月から届出を開始し、12月までにかなりの数が体制を整えているのだ。

次回の更新では、調剤専業とDgSチェーンとに色分けをして、両群でどのような姿勢の違いが見られるのかを分析してみたいと思う。