厚生局データの奥深さに自分の未熟さを知る

 2021/06/23

井の中の蛙とはこのことか。

空の高ささえ知ろうとしなかった自分自身が情けない。

一体何のことかというと、厚生局データを用いた薬局機能分析の件だ。

過去のブログで紹介させて頂いている、厚生局データによる薬局の施設基準届出状況の分析に誤りがあった。

例えば、こちらのブログ「【調剤】調剤基本料のグループ別に見える特徴と傾向(2021年2月)」にある図表をご覧頂きたい。

この図表を見る限り、特別調剤基本料を算定する薬局は8+221で229軒しかない。こんなに少ないはずはないと気付かれた方がいたかもしれない。正にその通りであり、実際は千数百件ほどの特別調剤基本料の薬局があることが分かった。他の基本料については誤りはないのだが、特別調剤基本料だけは一筋縄ではいかなかったのだ。

ちなみに、図表にある8軒の薬局(特別調剤基本料+地域支援体制加算)に関してだけは正しい集計結果であり、施設基準への投資が盛んであることに違いはない・・・という自分へのフォローを入れつつ反省もするのだ。

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