2022年度調剤報酬改定の焦点 〜敷地内薬局〜
2021/06/26
2022年度の診療報酬改定では、敷地内薬局の扱いがポイントになるかどうかに注目している。
2020年度改定で実質的に公認された敷地内薬局だが、まだまだ反対勢力が多いようで、是非に係る議論が再燃する可能性がありそうだ。
ところで、敷地内薬局の定義は一体なんだろう。公道などを一切またがない同一敷地内にある薬局ということだとは思いながらも、大学病院の敷地内薬局をまとめる際に判断に迷うことが時々ある。
特別調剤基本料の算定を基準とした場合は、その薬局が医療機関とは同一敷地内にない場合もあるが、周辺に他の薬局がなく明らかに優遇されているようなケースは敷地内薬局と同列に扱うべきではないかという考えが頭をよぎる(とは言っても、そのようなケースもそれほど多くはないのだが)。