【調剤】3ロ⇒1変更によって恩恵をうける法人は?
2021/05/10
調剤基本料2、3等を算定していた薬局が、調剤基本料1へ変わる経営上のインパクトは大きい。
内訳は既に下表にて示した通りだが、件数が少なく更なる深堀の負担が少ない調剤基本料3ロ、特別調剤基本料について、どのような法人、薬局が基本料1へ切り替わったのかを調査してみた。
まず3月末まで特別調剤基本料を算定していた薬局については、そのほとんどが不動産の賃貸借関係に因るところで、いわゆる病院内の敷地内薬局を突き止めることはできなかった。病院敷地内では、処方箋数の落ち込みが比較的少なかったということかもしれない。
次に、調剤基本料3ロを算定していた薬局の内訳を覗いてみた。
誤りがあると取り返しがつかないため、ここでは特定の法人名を挙げることは控えるが、その属性には明らかな傾向が見られた。
しかし、今回の集計では、東北厚生局、関東甲信越厚生局における4月1日時点のデータが反映されていない。来月の集計を見て、その傾向の是非を確認する必要があるだろう。