大たん予想?!2022年度調剤報酬改定のポイント⑥

2021/05/26

2020年診療報酬改定に係る答申書附帯意見より、次期調剤報酬改定に関連するポイントを取り上げコメントしていく。

水色:附帯意見からの抜粋
▷ :個人的見解(思考整理のための備忘録として)

(医薬品の適正使用) その2
・病院内における医学的妥当性や経済性の視点も踏まえた処方の取組について、院内における実施体制や実施方法等の実態把握や分析等を進めること。

▷「病院内における医学的妥当性や経済性の視点も踏まえた処方の取組」とは、いわゆるフォーミュラリーを指し示す。仮に費用対効果に資する取組と評価され点数項目新設となれば、【医科】診療報酬でということになるが、処方箋を受ける薬局もフォーミュラリーを全く知らないでは済まされない。例えば、院内のフォーミュラリー策定を受け、中には処方薬が変更になる患者も出てくる可能性がある。その際、患者から処方変更の説明を求められるケースなどが想定されるということだ。

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