大たん予想?!2022年度調剤報酬改定のポイント⑦
2021/05/27
2020年診療報酬改定に係る答申書附帯意見より、次期調剤報酬改定に関連するポイントを取り上げコメントしていく。
水色:附帯意見からの抜粋
▷ :個人的見解(思考整理のための備忘録として)
(医薬品の適正使用) その3
・AMR アクションプランの進捗状況及び抗微生物薬適正使用の手引きの見直し状況等を踏まえ、外来における抗菌薬の処方状況等について把握・分析し、抗菌薬の適正使用のための新たな方策を講ずる等抗菌薬の使用量のさらなる削減を推進すること。
▷AMR対策については、2020年4月の新診療報酬施行以降、新型コロナウイス感染症拡大の影響で、小児科や耳鼻咽喉科の外来が大幅に落ち込んだこと、その他感染症の流行が著しく低調となっていることもあり、現状の課題把握・分析が効果的なものとなるか疑問がある。2020年度改定の答申時とは状況が様変わりしているものの、AMR対策は今後も継続すべき施策であり、なんらかの議論はあるだろう。