大たん予想?!2022年度調剤報酬改定のポイント⑧

2021/05/31

2020年診療報酬改定に係る答申書附帯意見より、次期調剤報酬改定に関連するポイントを取り上げコメントしていく。

水色:附帯意見からの抜粋
▷ :個人的見解(思考整理のための備忘録として)

(調剤報酬) その1
・調剤基本料、調剤料及び薬学管理料の評価の見直しによる影響や、かかりつけ薬剤師・薬局の取組状況を調査・検証し、薬局の地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価、対物業務から対人業務への構造的な転換を推進するための調剤報酬の在り方について引き続き検討すること。

▷引き続き、「患者のための薬局ビジョン」を核とした調剤報酬のオーバーホールが推し進められることになるだろう。キーワードにフォーカスすると、下記の4点が浮かび上がる。
・調剤基本料
・薬局の地域におけるかかりつけ機能
・かかりつけ薬剤師・薬局
・対物業務から対人業務への構造的な転換を推進

そして、それぞれのポイントに私なりに思いつく改定の方向性を追記すると下記のようになる。
・調剤基本料(立地から機能へ、調剤基本料の全体的引下げ)
・薬局の地域におけるかかりつけ機能(地位支援体制加算の要件、調基1とそれ以外のバランス是正)
・かかりつけ薬剤師・薬局(かかりつけを促進する仕組みや要件の追加、通常の薬学管理料とかかりつけの点数差拡大)
・対物業務から対人業務への構造的な転換を推進(調剤料から薬学管理料への点数移行)

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