【調剤】劇的ビフォーアフター? 2021年度の調剤基本料届出状況
2021/5/06
GW直前に開始となった緊急事態宣言の終了がどうも怪しくなってきた。
対象地域の陽性者数は減るどころか増加の一途を辿り、更には全国的な感染拡大の傾向を示している。このままでは緊急事態宣言の対象地域は日本全国へと広がりかねない。国民の善意に大きく依存した緊急事態宣言の措置は厳しい局面を迎えることになるだろう。
さて、厚生局データの分析に話を移す。
コロナ禍では外来数が急激に減少し、それに伴って処方箋枚数が大きく落ち込んだことは周知の事実である。
その結果として、2021年度の調剤基本料の届出において、調剤基本料の区分が変更になる薬局が出てきた。
そこで、4月1日付の施設届出基準のデータを用いて、どのような変化があったのかを集計することにした。但し、東北厚生局と関東甲信越厚生局のデータは3月1日現在のものでり、今回の集計で明らかになったのは他の地域における変更点のみである。