ヤバイよ、製薬企業のMR 〜計画なし、実績計上なしで何にやり甲斐を見出すか(中編)〜

2021/04/29

4月20日の規制改革推進会議(医療・介護ワーキング・グループ)では、保険調剤のうちの対物業務の外部委託に係る規制改革案が提示された。提案者はかの有名な狭間研至先生だ。

この規制改革案は、薬局・薬剤師に関わる多くのステークホルダーの業務に多大な影響を及ぼすことが予想される。当然のことながら、製薬企業と、そこで働くMRも他人事では済まされない。

今後起きるであろう業界の変化を予測していない企業は速やかにプロジェクトを組み、いつでも柔軟な対応に移行できる準備を進める必要がある。下の2枚のスライドを眺めながら、じっくりと考えて欲しい。

中編では、対物業務の外部委託で変化が起こりうるポイントを挙げてみる。
・購入施設、売上計上施設
・自社製品のトレーサビリティ
・取り扱い包装規格ラインナップ
・医薬品卸との関係
・処方元情報の入手方法
・調剤元への情報提供
・服薬指導元への情報提供
・添付文書改訂、各種レター提供
・自社品処方統計のデータ収集
・MR評価の指標
・担当エリア・施設の設定

いつぞやのブログで、この辺のブレストを行ったのだが、タイトルを失念してしまい見つけることができないでいる。かと言って、これ以上の時間を掛けている余裕もない。この後は、息子たちのサッカー練習に付き合うという重要任務があるからだ。

ということで、続きはまた明日となる。
第12回 医療・介護ワーキング・グループ(2021年4月20日) 
議題2「調剤の外部委託・40枚規制の見直し」より
第12回 医療・介護ワーキング・グループ(2021年4月20日) 
議題2「調剤の外部委託・40枚規制の見直し」より




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