2022年度診療報酬改定スケジュールを見て思ふこと
2021/04/15
昨日の中医協総会にて、2022年度診療報酬改定に向けた検討スケジュールが示された。審議会はYoutubeで中継されたものの、仕事の都合で聞くことができなかった。
そのため、どのような議論になったかは不明だが、前回、前々回の改定と比べると、第1ラウンドに相当する審議時間が短縮されていることが気になる。コロナ禍、ワクチン接種、オリンピック準備等で多忙なのか、2021年度第1四半期の審議は空白となっている。それとも、改定のターゲットは既に煮詰まっているということなのだろうか。
これまでの改定ではスケジュール(案)の提示と同時に示された「改定項目」が、今回の中医協総会では示されなかった。スケジュールを読み解く限り、7月の総会で(案)が出てくるものと推測される。それまで待つのか、それとも先を見越した準備を進めるのか。
2022年度改定に向けては、中医協総会の審議につながる各々の部会、分科会に加えて、デジタル、オンラインに係る検討会の行方も影響することになる。いわゆるレジリエンスの準備と実行が必須となりそうだ。
2022年度改定に向けた主な検討スケジュール |
個人的備忘録の整備方々、参考までに、前回(2020年度)、前々回(2018年度)改定における当初スケジュールと、診療報酬改定に向けた検討項目を下に掲示する。
2020年度改定に向けた主な検討スケジュール |