調剤基本料のグループ別に見える特徴と傾向①

 2021/02/26

厚生局の施設基準等の届出状況より、何か分析できないものかと考え、いろいろな角度からデータを眺めている。

今回は、調剤基本料のグループ間で何らかの特徴、傾向が出るのではないかと思い、集計を行ってみた。

2021年1月の処理データ用いて、かかりつけ薬剤師指導料等、特定薬剤管理指導加算２、無菌製剤処理加算、オンライン服薬指導に係る施設基準の４項目に着目し、その届出件数を調剤基本料の項目グループごとに集計した。

その結果（下図）を見てみると、基本料１（注１）、基本料３のグループで、上記４項目の加算届出率が高いということが分かった。傾向としては、基本料３＞基本料１（注１）＞基本料２＞基本料１となっている。

次回は、基本料のグループをもう少し細分化して、傾向を分析してみたいと考えている。