コロナ禍における2回目の新年度
2021/02/09
先週末の東京は、早春を感じさせる陽気に恵まれた天候となった。
我が子達の小学校入学が近づいているせいか、週明けには新年度が始まるような錯覚に陥るほどの温かさだった。
新年度といえば、新入学、新入職の季節だが、今年と昨年とでは同じコロナ禍といってもまた様相が異なる。例えば企業の新入社員研修を一例として取り上げみても、企業、新入社員双方の受け入れ体制はもちろん、心の持ちようは大きく異る。
この1年で大きく進歩したのは、リモート会議システムを用いた研修の運営体制だ。
新型コロナウイルス感染症拡大の混乱の中で始まった昨年の新入社員研修は、対面での強行か、一方通行のリモート形式で不完全燃焼で終わったが、今年は多くの企業がリモート形式を前提に準備を進めていると聞いている。
オンラインでできる「チームビルディング」もあるようだ。リモート・ミーティングのシステムによっては、分室を設けてSGDを行うことも可能になった。しかし、それもこれも、研修担当者の技量、力量に依るところが大きのかもしれない。