気になる企業⑩ セイノーホールディングス その1
2020/01/08
今回はセイノーホールディングスを取り上げる。
昨年末のことだ。年の瀬も年の瀬、12月26日の同社ホームページに、下記のお知らせが掲載された。
処方薬“即時”配送サービス「ARUU(アルー)」開始 2020年12月26日(セイノーホールディングス お知らせ(ニュース)より)
タイトルを読んで字のごとく、0410対応や、オンライン服薬指導後の処方薬配送サービスを開始するという内容だ。
処方薬宅配の伸びしろはとてつもなく大きい。そもそも、拡大するかどうか不透明過ぎて、伸びしろがどれほどあるのか未知数と言ったほうがいいだろうか。
また、年始にはセブンイレブンの新たな取組みに関する記事の中でも、同社の名前を見かけた。
「セブン、コンビニの外へ ラストワンマイルにかける」(2021年1月4日、日本経済新聞)
コンビの外へ出て、個人宅への宅配時間短縮を図るセブンイレブンを支援するのが同社の傘下企業になる。
長距離輸送だけでなく、地域住民とのラストワンマイルを埋める取組みが、各運送業者で活発になってきているが、同社の動向には特に奥深い狙いがあるような気がしている。