即日配達という感動
2021/01/12
「即日配達」の感動を実感したことはあるだろうか。
昨年の暮、10年間使用し続けた炊飯器が故障した。
「今晩のご飯どうしよう・・・」と、妻が不安げに私のもとへ駆け寄ってきた。土曜日の朝のことだ。
コロナ禍でオンラインショッピングが中心の生活になったおかげで、我が家の緊急事態だからといって家電量販店へと出かけようという気分にはならなかった私。すぐさま楽天市場のアプリを立ち上げ、即日配達可能なショップで炊飯器を注文してみた。
朝注文した商品は、夜には我が家に到着した。初めて即日配達を経験したが、ただただ感動の一言に尽きる。
必要なものはできる限り早く手に入れたい。その際、即日使用するかどうかは関係ない。"待つ”というストレスから開放されたり、手元にあることで得られる安心感のほうが重要なのかもしれない。
話は変わるが、コロナ禍における患者ニーズにも同じことが言えるのではないだろうか。
オンライン診療、0410対応が普及するにつれ、当然ながら患者のニーズは多様化する。より早く、より快適にと、利便性を追求するのは自然の流れだ。
そんな中、薬局と患者宅のラストワンマイルをいかにして埋めるのか、そんな課題解決に取り組む企業(薬局)が出始めた。
処方薬の配達部分は"保険外”のサービスだ。消費者目線でのサービス展開が求められる。