4月から小学生の息子達にランドセルを未だ買っていない親が考えること③

 2021/01/09

緊急事態宣言が再発例された。

受験シーズンを目前として、センター試験などの試験中止はなく、受験生のみならず、全ての学生を対象として休校も要請しないとのことだ。

オフィスワーカーにはリモートワークが推奨される一方で、学生は通学OKという決定にはいささかの違和感を感じる。設備や教員のスキルを含むオンライン授業の体制が整っていない教育現場に混乱を生じさせないためとしか思えないのは私だけだろうか。

もう少し、個々の家庭の裁量に委ねてみるなど、今しかできない試みを通して今後の生活様式の変化に耐えうる教育体制を模索してみてもいいと考えている。

例えば、リモートワークをしている親がいる家庭では、その子もオンライン授業が受けられるような自由度の高い選択肢があってもよい。また、これまでわざわざ学校に出向いていたALTも、オンライン参加であれば移動時間が削減され、長時間の授業が可能になるかもしれない。35人で行っていた 授業を二分割し、ALTが参加する英語の授業と、他の内容を別々のオンライン授業として並行する。終了後は、それぞれの生徒を入れ替えて授業を行う。そうすることで、少人数で濃密なALTの授業が可能になる。

一方では、オンライン授業がノーマルとなった場合、体育の授業や理科の実験はどうするのだろうという疑問も浮かぶ。年齢や学びのステージによってオンラインが不向きなものと、そうでないものとに分かれるのかもしれない。

非常事態宣言下の教育について色々考えていると、ランドセルの準備がますます億劫になる。

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