オンライン診療・服薬指導  新設計で持ち上がるDXの利活用

  2020/12/23

12月21日開催の「第13回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」では、4月から始まった時限的・特例的措置が当面継続されることとなった。

これによって、2021年4月スタート予定で進んでいた新たなオンライン診療・服薬指導の制度は一旦リセットされ、2つ目の図で示すスケジュールに沿って再検討される。実質的には、2022年4月へ向けて診療報酬改定の議論とセットで検討は進み、新たな指針は2021年11月あたりにまとめられることになる。

1つの争点は、やはり受診歴のな患者、初診患者に対するオンライン診療実施の是非だ。

これについては、2つ目の図の右下にある、水色の点線で囲まれた四角に気になる記載がある。

診療情報ネットワーク等の技術の発展を踏まえて検討、事前トリアージシステムの精度の向上、とある。マイナンバーカードと紐付けされる健診情報のことなのか、それともBabylonのようなアプリの活用が念頭にあるのか。いずれにしもて、DXによるソリューションが取り込まれる可能性を感じる表現ではないだろうか。






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