三度目の正直か

 2020/11/25

2020年度厚生労働科学研究費補助金の対象事業として、厚生労働科学特別研究事業「病院フォーミュラリーの策定に係る標準的手法開発および地域医療への影響の調査研究」が実施されることになったようだ。当調査研究への補助金は、8,656千円となっている。

既に、11月16日より調査研究へのご協力のお願いとして、オンラインによる回答要請が発信されている。日本病院薬剤師会の各支部からも、同研究への協力要請が医療機関へと通知されているようだ。

2018年、2020年の診療報酬改定では、フォーミュラリーに係る取組みの評価が俎上に上った。つまり、2022年改定は3度目の挑戦というかなんとういうか、これほどまでに検討が続いた例は記憶にない。「フォーミュラリー=後発医薬品採用」というものではないが、既存点数の後発医薬品使用体制加算と目的が重複する仕組みの評価だけに、いったいどのような形に落ち着くのかが非常に気になっている。




人気の投稿