急増する感染者のグラフを眺めながら思ふこと

 2020/11/17

気温、湿度が下がるともに、新型コロナウイルスの感染者数が急増してきた。

Go to 事業が触媒として作用している可能性は否めないが、消費者もサービス提供側もそろそろ我慢の限界に達していたため、個人的にはやむを得ないと考えている。

それよりも気になるのが、コロナ禍で時限的に緩和された規制の行方だ。

最大関心事の一つが「0410対応」の行方だ。現時点の方向性としては、電話による診療は年度内に終了し、その後はかかりつけ医を中心としたオンライン診療が再診に初診を加えた形でスタートする予定だ。詳細については最終的には中医協総会で詰められることになる。

このかかりつけ医をベースにしたという点であるが、このまま新型コロナウイルス感染症の拡大が終息しないということになった場合においても、変わることなく進むのだろうか。

議論のスタートは、多くの患者が新型コロナウイルスの感染が心配で医療機関を受診できない問題を解決しようとするところから始まったと記憶している。現時点の方針のままで、この問題は本当に解決されるのだろうか。

急増する感染者のグラフを眺めながら、一抹の疑問を抱くのは私だけだろうか。