気になる企業③ ユニゾン・キャピタル その3

2020/09/29

病院連携、ファンド主導

9月27日の日本経済新聞朝刊にて、非常に意味深な見出しが目に入った。

「地域医療構想」というビジョンの下、2025年の医療・介護提供体制を見据えた検討が行われているが、様々なステークホルダーが複雑に絡むシステムは容易に変わらないというのが現実だ。

一部のエリアでは成果が出始めているものの、地域特性によって大きく異なる医療・介護の環境のおかげで、せっかくの成功事例もモデルケースとして展開されるまでには至っていない。

いったい誰が地域医療構想の旗を振るのか?そんな疑問を抱いていたところでの、「病院連携、ファンド主導」の見出しというわけだ。

日本経済新聞の記事によると、ユニゾン・キャピタルは熊谷総合病院に投資することで、CHCPを介して支援している熊谷外科病院との連携を促しながら、医療提供体制の効率化、適正化を図るとのことである。気になる動きになりそうだ。



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