マイナポイント、5000円はインパクト薄?

 2020/09/03

9月1日より、キャッシュレス決済の新たな還元策が始まった。

マイナンバーカード所持者を対象とする、いわゆる「マイナポイント」と呼ばれる制度だ。

我が家では、私を含め4人分のマイナポイントを申し込み済みだ。あとは従来通りキャッシュレス決済をするだけで、制度が終了するまでに5000円×4で合計20000円のポイント還元を受けることができる。

我が家では①楽天カード、②楽天Edy、③楽天Pay、④モバイルSuicaに紐づけすることで、楽天経済圏に固め打ちした。

従来と何ら変わらない生活様式で、20000円分のポイントが還元されるため、マイナポイントは逃す手のない還元策だ。

しかし、この最大5000円という還元額がいまいちインパクトに欠けるのか、マイナポイントの申し込みは予算の1割程度にとどまっており、出だしはあまりかんばしくない(参考:日本経済新聞、2020年9月1日)。

毎月5000円ならインパクト大で、申込者も増えるに違いない。

新総理には、ぜひこの点を再考いただきたいものだ。

ちなみに、マイナンバーカードは、被保険者のオンライン資格確認、健康保険証としての利用はもちろんだが、運転免許証や国家資格の証明としての代用に向けて議論が進んでいる。医師や薬剤師の資格認証が可能であれば、KPKIカードの代わりにもなる可能性がある。

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