オンラインの限界

 2020/08/17

歌舞伎が初のオンライン公演を行うというニュースを耳にした。

伝統文化までもがオンライン化推し進める。飲食展示、土産物屋の稼ぎ口は、オンライン化でほとんど見込めなくなるが、長期的に公演ができなければ、本丸である伝統文化までが衰退しかねない。

指定感染症のパンデミックがこれほどまでに社会構造に大きく影響するとは予想だにしなかった。

コロナ禍では、初めて有料のオンラインLIVEを視聴した。大ファンである歌手の歌声をリアルタイムで聞けるまたとない機会であったあことは否定するものでないが、なるほどそうかと気付かされたこともある。

「五感」が使えないのだ。

会場にしみた匂い、歌声や楽器の振動、周囲のファンから伝わる熱量などが、オンラインでは皆無となってしまう。リアルとオンラインの決定的な違いだ。

「五感」と言えば、日本医師会の横倉元会長が言っていたのを思い出す。

オンライン診療は「五感使えず不安」(日本経済新聞、2020年4月4日)。

対象物は異なるものの、確かにそうだろうと共感できる体験だった。

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