GE数量シェア計算における、6/19薬価収載の後発医薬品、その長期収載品の取り扱い

2020/06/23

6月19日に新規後発医薬品の薬価収載があり、一部の銘柄を除いて多くの製品が同日発売となった。今回追補になった成分では大型品が多く、後発医薬品の数量シェアに及ぼす影響は大きい。

以前のブログでも書いたが、後発医薬品の薬価収載と同時に分母(長期収載品の数量)が拡大するわけではない。一般的に、後発医薬品の発売翌月というのが通例だ。しかし、今回はいくつかの銘柄で発売日を延期しており、そういった製品の先発医薬品がいつから長期収載品として扱われるのか?を確認してみた。

参考情報

ほとんどの場合で、翌月の7月1日から先発医薬品は「1」から「2」へ切り替わるようだ。
しかし、発売を延期しているものの中には、10月1日からとなっているものもある。中には剤型区分の違いで、分母への組み入れ時期がことなるものもあり、興味深い状況になっている。ところで、10月1日から分母に組み入れられる先発医薬品の後発医薬品はいつ発売となるのだろうか?

橙色:7月1日から分母へ組み入れ
水色:10月1日から分母へ組み入れ

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