安全性を確保する姿勢

2020/06/12

あまりにも拙速だった。

6月9日の朝のことだ。

とある薬局企業の株を指値で売り注文を出し、そのまま仕事を開始した。

平均購入価額から若干2%程度の値上率で指値を設定したのだが、それには理由があった。5月の決算発表後に株価が下がって以来、上値が重く含み損を出していたため、少額でも利確できるのなら売ってしまおうという意識が働いてしまった。なんとも浅はかだった。

9日の日本経済新聞朝刊では同企業が2種類のオゾン関連製品を販売し、そのうち廉価版製品については薬局店舗内にも設置するということが報じられた。

この記事を読んでいたにもかかわらず、安易な利確に走ってしまった自分自身を悔やむ。当日の同社の株価は14%も値上がりし、私が設定した売値をはるかに上回ってしまったのだ。後場からの指値でも十分な利確ができたにも関わらずだ。

アフターコロナでは、いかに安全性を確保する姿勢を示すかが重要だということなのだろう。市場が一瞬でそれに反応した結果が上記の惨劇だ。。。

それにしても、店内、建屋内の安全性をいかにしてアピールするかは、今後の客戻りの重要な鍵になりそうだ。株を通した痛感したアフターコロナのファクトだ。

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