恒久化される時限措置

2020/06/16

今回の新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、時限的に緩和された制度にはどのようなものがあったのだろうか。

日本経済新聞・電子版にて、「恒久化」というキーワードでヒットする国内ニュースを見てみた。

・在宅勤務
・ネット(非対面)による保険販売
・タクシーによる飲食宅配
・オンライン診療(初診)

先の2つは既存の枠組みで十分に対応が可能ながらも、関係者の利害が一致せずに進んでこなかったものと考えられる。

一方で、後の2つに関しては、法規制によって推進が阻害されてきたと言うことができるだろう。

6月14日の日本経済新聞朝刊によれば、タクシーによる飲食宅配は「国が新型コロナウイルスの感染拡大を受け暫定的に認めたところ1カ月半で約1500社が参入した」とのこと。

オンライン診療でも同様のことが起きていると伝える記事を見たような気がする。

コロナ禍における一時的な加熱事象として見過ごすか、ニューノーマルとして生活に溶け込むと捉えるか。潮目の読みが試される。


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