ヤバイよ、製薬企業のMR㉚

2020/05/20

やや自虐的に書き始めた「ヤバイよ、製薬企業のMR」シリーズが30回目に到達した。

この記念すべき？掲載回数を記念してというわけではないが、上場製薬企業の2020年3月期決算発表が出始めた。

各企業の代表によって過去1年間の業績が振り返られるとともに、今後の営業方針や新薬上市予定などが発表される。そして、今回の決算発表で象徴的なのが、多くの企業がが新型コロナウイルス感染症拡大下で、MRの在り方を見直す必要性について言及しているところである。

ひとまず、先週一週間に掲載のあった記事より関連コメント（リンク込み）を列挙してみる。全てミクスの記事ではあるはあるが、ステマではない。

・塩野義・澤田副社長　新型コロナでＭＲ訪問は「確実に減る」　興味引くコンテンツ提供の勝負に（2020/05/12　ミクスOnline）

・キッセイ薬品・竹花経営企画部長　「MR体制「増減は考えていない」　インターネット利用した情報提供活動が普及も」（2020/05/13　ミクスOnline）

・小野薬品・相良社長　「デジタルとリアル両面に利点　「しっかり評価し、最適な体制つくる」」（2020/05/13　ミクスOnline）

・キョーリン製薬HD・荻原社長　ＭＲ活動は「ソリューション提供型」に　予防・診断・治療をトータルに提案（2020/05/14　ミクスOnline）

・大日本住友製薬・野村社長　非定型抗精神病薬ラツーダ　リモート専任ＭＲが情報提供（2020/05/14　ミクスOnline）

・エーザイ・内藤晴夫CEO　エーザイ デジタルによる双方向情報提供体制へ転換　入眠薬デエビゴはデジタルで発売準備（2020/05/14　ミクスOnline）

・武田薬品・岩﨑プレジデント　GMBUのMR170人をオンコロジー事業部に異動　スリムで機動的な組織づくり（2020/05/14　ミクスOnline）

・東和薬品・吉田社長　コロナ影響で「MR業務を見直す必要」（2020/05/15　ミクスOnline）