コロナ禍を機に考える、上手な医療のかかり方

2020/05/29

コロナ禍を機に発想の転換が迫られるものの一つが、医療のかかり方だ。

新型コロナウイルス感染症の拡大回避を目的として、初心を含むオンライン診療が時限的に緩和されている。

緊急事態宣言が全面解除となった後も、このオンライン診療の緩和措置はしばらく続く見込みとなっている。実際の患者がどのような受療行動に出るかは読み切れないところだが、コロナによるインパクトが特別大きかった診療科(耳鼻科、小児科など)では引き続き外来抑制の影響があるのではないだろうか。

来年3月までの予定で、「上手な医療のかかり方」プロジェクトが推進される。

そのための広報実施主体を決める一般競争入札が実施される(参考リンク)。

オンライン診療を選択する行為自体も、上手な医療のかかり方であると考えるならば、政府には推進を継続したいという意図があると読み取ることができる。

初診からオンラインOKという事態は、外来診療にパラダイムシフトをもたらしている。

医療が変わる。そんな気がしている。

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