ことごとく中止になる検定試験から今後の仕事を考える

2020/05/11

3月、4月、5月に受験予定だった検定試験がことごとく中止になってしまった。

能力をスコア化するだけの民間試験ではあるが、人事考課、海外出張者選抜への影響は大きく、もどかしい思いは拭いきれない。このままの状況が続けば、6月以降の試験も中止になる可能性は高く、集団で行う試験のあり方は見直される必要があると強く感じている。

ところで、医療は保有資格がモノを言う業界であるが、今年度の集団試験はどうなってしまうのだろう。資格取得がすなわち就業、就職ということになるため、人生を左右すると言っても過言ではない。まだまだ先の話ではあるが、とても楽観視できる状況にはなく、国の方針を常に意識しながらも、最悪の事態に備える必要があると考えている。

そして、資格取得に係る環境変化のみならず、今回の新型コロナウイルス感染症拡大で見えてきたのは、就業や業務の形態も変わるということだ。個人的には、就業形態はこれまで以上に流動性が高くなり組織と個人の関係性は大きく変化し、ICTやRPAによる業務効率化と同時に高い専門性の追求が進むと考えている。

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