週6日営業から週休4日へ

2020/05/08

緊急事態宣言に伴う営業自粛要請を受け、自宅近くにあるラーメン屋の営業時間が限定的に変更になった。

1週間で金・土・日のみの営業という、最も繁忙になる週末に絞った営業形態だ。あからさまだが、明朗だ。


週6日で営業していたときほどの売上は見込めないにしても、自粛により客数が減少している現状を考えれば、現実的な対策かもしれない。

週末3日間の営業に資源を集中投下することでギリギリの採算ラインを確保できるとしたら、週休4日を手に入れた従業員のQOLは向上し、店自体の雰囲気にも良い影響が出る可能性もある。

今回の新型コロナウイルス（SARS-COV2）との付き合いは、まだまだ続くものと思われる。

一定程度以上の社会的距離を保つ生活が定着すれば、外来受診の自粛、処方期間の延長はさらに進み、オンライン診療の増加によって、対面で患者とやり取りする機会、時間は激減するだろう。

様々な規制の上に成り立つ医療を、先のラーメン屋の例に当てはめるのはあまりにも単純すぎるが、”with corona”の社会で医療提供体制がどのように変化すべきなのかは真剣に考える必要がありそうだ。