薬局における薬剤交付支援事業への予算が成立(4月30日)

2020/05/03

4月30日の参議院本会議にて、政府の2020年度補正予算案が可決、成立した。厚生労働省の令和2年度補正予算も案の通り成立した(令和2年度厚生労働省補正予算案)。

既に多くのメディアで取り上げられている通り、この補正予算案の成立により、新型コロナウイルス感染症患者等への支援として188億円が計上された。新型コロナウイルス感染症患者等への支援には、公費負担となる新型コロナウイルス感染症患者の入院医療費、電
話や情報通信機器による服薬指導等を行った患者に対して薬局が薬剤を配送等(いわゆる、薬局における薬剤公布支援事業)する費用が含まれる。

前者は当然であるが、後者についても不要不急な患者の来局頻度を減らす観点から、効果的な活用が求められるところである。

この、いわゆる薬局における薬剤公布支援事業の運用に当たっては、患者の置かれた状況によっていくつかのパターンに分かれている。一見非常にややこしいが、中身をしっかりと理解することが、速やかで混乱のない運用につながる。

参考資料(宮城県薬剤師会より)
薬局における薬剤交付支援事業の実施について
薬局における薬剤交付支援事業の実施要項(厚生労働省)
薬局における薬剤交付支援事業の事務連絡(厚生労働省)
薬局における薬剤交付支援事業の実施に当たっての留意点(日本薬剤師会)


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