ヤバイよ、製薬企業のMR㉖

2020/04/29

4月27日の日刊薬業に、「営業所を完全廃止、MR全員が直行直帰に ノバルティス、時間ロスなくし新薬の販売強化」というタイトルの記事が掲載された。

個人的には一匹狼として活動していた期間が長かっただけに、営業所という拠点のメリットを強く意識したことはないが、営業所をホワイトベースとして自社製品の活動に奔走していた経験のあるMRにとっては、耳を疑うニュースだろう。

煩わしい営業所でのミーティングや、営業終了後の飲み会等から解放され、内勤と外勤のバランスも自己決定できるため、正に理想的な労働環境なのだが、これはあくまでも自己管理ができるMRのみに当てはまる話だ。

直行直帰ほど自由なものはないが、自己管理ができない人間にとっては麻薬以外の何ものでもない。堕落するも、成果を上げるも、個人次第の環境だ。

その意味では、大学卒業直後の新人MRにとっては酷な環境になるだろう。大学生活と同レベルの自由な環境に甘んじてしまい、自己管理できずに営業成績が振るわないばかりか、社会人としての適切な生活すらできなくなってしまうリスクを孕む。


コロナ禍を経験したことで、MRの営業活動が変化する、または見直されるのは必至だ。

いかなる体制でも成果を出し続けられるMRが求められるようになる。

私は生き残っていけるだろうか?

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