コロナ禍における命の芽生え

2020/04/22

慶応大学病院が4月21日に公表したデータに衝撃を受けた。

新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について(慶応大学病院)
「4月13日から4月19日の期間に行われた術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。これは院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性があり、感染防止にむけてさらなる策を講じていく必要があると考えております。」

WHOの見解では新型コロナウイルス感染者の約20%が無症状ということを考えれば、慶応大学病院の発表は当然と言えば当然のものなのだが、それでも個人的に大きなインパクトのある内容だった。

今般の新型コロナウイルス感染拡大の渦中、我が家では第三子の誕生を迎えた。産後間もない妻は当然入院中である。ここ最近の陽性発覚例が病院内を中心に増えていることを考えれば心配でしょうがない。かと言って早期に退院できないということも承知いしている。

そんなところに、慶応大学病院の発表はダメ押しとなったわけだが、心配してもしょうがないわけで、私にできることは院内で日々奮闘されている医療従事者の皆様の健康と、妻と子供の無事を祈るのみだ。


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