ヤバイよ、製薬会社のMR⑱
2020/03/04
2020年度調剤報酬改定では、調剤料が抜本的に変わることになる。
14日以下は日数に応じた点数が見直されるとともに、30日までの点数も若干ではあるが引き下げられる。特に、処方日数のボリュームゾーンである、7日、14日、28日、30日に絞って点数を見ると、7日は▲7点、14日は▲8点、28日と30日は▲1点となっている。
この点数をみてピンとくるMRはいるだろうか。
特に、新薬系メーカーに所属するMRには気づいて欲しい。
新薬発売後1年間の処方制限となる14日の調剤料が大幅に削られている。
もちろん、新薬を処方するかどうかは医師の裁量ではあるが、薬局からの働きかけがないわけではない。特に、昨今は薬剤相互作用、ポリファーマシー、高齢化によるコンプライアンスの問題、そして費用対効果の観点から、薬剤師による処方提案が歓迎される機運が高まってきている。患者にとっても、既存薬と比較して特段のメリットがない薬剤を飲む義理はない。お財布も気になる。
必要に応じて対策を打てるかどうか。MRにもそんな機微が重要になる。
2020年度調剤報酬改定では、調剤料が抜本的に変わることになる。
14日以下は日数に応じた点数が見直されるとともに、30日までの点数も若干ではあるが引き下げられる。特に、処方日数のボリュームゾーンである、7日、14日、28日、30日に絞って点数を見ると、7日は▲7点、14日は▲8点、28日と30日は▲1点となっている。
この点数をみてピンとくるMRはいるだろうか。
特に、新薬系メーカーに所属するMRには気づいて欲しい。
新薬発売後1年間の処方制限となる14日の調剤料が大幅に削られている。
もちろん、新薬を処方するかどうかは医師の裁量ではあるが、薬局からの働きかけがないわけではない。特に、昨今は薬剤相互作用、ポリファーマシー、高齢化によるコンプライアンスの問題、そして費用対効果の観点から、薬剤師による処方提案が歓迎される機運が高まってきている。患者にとっても、既存薬と比較して特段のメリットがない薬剤を飲む義理はない。お財布も気になる。
必要に応じて対策を打てるかどうか。MRにもそんな機微が重要になる。